妄信することなかれ
他党の議員の話なので紹介するのが多少憚られるが、
しかしあまりにも酷い話なので紹介させていただく。
江田憲司維新の党代表のFacebook1月24日の投稿である。
ポイントは、江田氏曰く
「この件に限らず一切私への直接取材をしたことがない」
という点である。
取材してもないことを書くという行為は先日産経新聞でもあった。
そんなもんである。
所詮そんなもんである。
その程度の新聞記事を、特に政治面の記事を、
どのくらい真に受けるかはひとえに読み手の問題である。
書き手をいくら批判・非難してもおそらく変わらない。
そう言うと、「新聞すら信じられないなんて、
私たちは何を信じればいいの?」と聞かれる方がいるが、
「政治面の記事など一切信じない」で良いではなかろうか。
「あっそ」ぐらいに受け止めればいいのではないか。
そういうスタンスでいることが読み手の「賢さ」であり、
ひいては各人の政治リテラシーの向上にも
繋がるのではないだろうか。
新聞は賢く読みたいものである。
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またまた朝日が取材もろくろくしない妄想記事を掲載(今朝刊3面)。
「維新強まる江田色。橋下氏が代表離れ国会議員主導に/目立つ大阪との距離感」
橋下松井両氏が役員をはずれた機会に、従来から「二重構造」と当の朝日をはじめメディアが批判してきた「国会議員団」の機能を一時停止(凍結)することが、どうして「国会議員主導」「地方議員を支配するため」になるのか!?
まったく逆だ。
執行役員会のメンバーから両氏が引いたのは、ご存じのようにご本人たちの強い意向からで、今の執行役員会メンバーはその結果でしかないのに、なぜ「江田色」が強まりそれに大阪系が反発していると書けるのか?! 支離滅裂だ。
こうした一連の「党意思決定の一本化、簡素化」はすべて、橋下松井両氏との間で合意を得ながら進めているのに、それが、どうして「大阪との距離感が目立つ」となるのか?
ことほど左様に、ことある毎に朝日に限らず、永田町雀、政治部メディアは橋下松井vs江田で東西対立をあおり互いを離反させたいようだ。しかし、常に互いに酒を酌み交わし、電話で意思疎通を図っている両者間にはまったく齟齬はない。あるとすれば、それを快く思わない極々一部の人間だろう。
いずれにせよ、署名入りの記事だから、書いた記者は責任を持って書いたのだろう。しかし、この秋山惣一郎(宮崎勇作氏との連名)という記者、たしかに維新のバンキシャだが、この件に限らず一切私への直接取材をしたことがない。
過去、何の案件だったが、同じようなねつ造記事(今回の取材源と見事に一致。よほどその一人の言うことを盲信しているのでしょう、この記者は)を書き、私が政治部長に抗議し、私に秋山氏が謝りに来たことがある。それに懲りていなかったようだ。
「今日も朝日に反省の色なし」
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