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2014年8月

2014年8月27日 (水)

インターン

高木まり事務所では、県議になって以降、
毎年大学生のインターンを受け入れている。
今夏も2名の大学生が社会勉強に来ている。

高木の訪問に同行することもあるのだが、
昨日のインターン生の感想が興味深かった。
「昨日は危険ドラッグについて、今日は助産師さんについて。
議員さんってさまざまな分野で専門的な知識が必要なんですね…」

あらためてそう言われたことに非常に新鮮な感じがした。
そうなのである。
議員、特に地方議員は当該選挙区に住む皆さんの代弁者、
という側面が非常に強い。
そこに住んでいる人の中には高齢者も居れば、若者もいる。
選挙権はないが小中学生も居れば、高校生だって居る。
介護をしている方も居れば、子育て真っ最中の方も居る。
東京に通勤している方もいれば、自営業の方も居る。

さまざまな皆さんの代弁者なので、さまざまなテーマに関わることが多くなる。
いろんな問い合わせや相談をいただく。
そうした直面したテーマや課題に、真面目に、真剣に向き合えば
知らず知らず専門知識も増えるというものでもある。

取り組むべきテーマや課題はそこに住んでいる皆さんから頂けるというもの。
そういうことをあらてめて感じさせていただいたインターン生に感謝。
若者と話すのは実に楽しい。
そして刺激的だ。

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2014年8月20日 (水)

地方議員の魅力って?

政治の世界に優秀な人材がわんさか溢れるくらいいる、
なぁーんて状態の時代なんて、日本政治史上一度もない
とは思っているのだが(ま、要は慢性的人材不足業界ってこと)、
特に来春の統一地方選に向けて意欲のある人間が
ここまで全く出てきていない状況に今あるらしい。
埼玉県議会議員選挙・さいたま市議会議員選挙まで
一年をとうに切り、もうまもなく半年前になるにも関わらず、
新人で立候補するという話がなかなか聞こえてこない。

埼玉県議会議員って魅力がないのか?
さいたま市議会議員も?

政治家になろうという人の動機など100人いたら100通りなので、
一概には言えないのだが、多くの人にとって地方議員など
魅力もやりがいも見出せない仕事になってるのだと思う。

その点、国政は違う。
やはり国家の舵取りをする歴史的大事業に参画できるわけで、
そこは意欲も野心もある人間がその都度手を上げ、
潤沢とは言わないまでも定員割れするような状況には
少なくともならない程度の人材はいるものと思って良い。

地方議員は危機的だ。
ひょっとしたら「地方」という括りも違うのかもしれない。
「地方」の中には、この埼玉県もあればさいたま市も入るが、
私の故郷高知県や四万十市という地方の衰退が
危険水域まで進んでいる「地方」もある。
後者には、危機的な状況になればなるほど、
愛郷心のある老若男女が手を挙げるものと私は楽観視しているが、
この埼玉県とさいたま市は非常に微妙な立ち位置なんだと思う。

「よし!立候補しよう!」と思う老若男女が出てこない理由は色々あるだろう。
美味しくない(うまみがない、いい思いできそうにない)。
忙しそう。
号泣議員と同類に思われる。
世間から悪者扱いされる。
などというレベルのものもあるだろう。

あるいは、一昔前だったら地域の課題を解決するため
自治会長経験者や地域の名士が立候補したものだが、
今や地域の課題があれば直接行政の窓口に言えば済む話なので
地域代表議員の必要性は感じられない。
そういうことも影響しているだろう。

しかし、政界、とりわけ地方政治に人材が枯渇してることで
不利益を被るのは誰なのであろう。
そう。
他でもない我々住民である。
納税者である我々である。

地方議会の意義をもう一度問い直した方が良い。
我々の代表者を議会に送り、その代表者たる議員が
議会で税金の使い道を決める、というこの図式を
もう一度住民は噛み締めた方が良い。
そして、多くの候補者の中から選択をするという「選挙」というものも
噛み締めて考えた方が良い。
多くの選択肢から選んだ方がより良い可能性が高い。
また、候補者を競わせた方がより良い政治になる確率は高い。

議員を冷笑するのは簡単である。
議員を侮蔑するのは造作もないことである。
しかし、そうすることで政治家とは最も忌み嫌うべき職業の一つに
なってしまったのではないか。
そして、その結果、政界に入ってくる人材も枯渇する。

たしかに、いろんな意味でリスクの高い職業なのかもしれない。
下手すりゃ家族含め後ろ指を刺されるような職業かもしれない。
選挙になったら、猫や電柱にまで頭を下げるようになってしまう。
金もかかる。
何の保証もない。
議員になったらなったで、景気のいい話ばかりはできない世の中だ。
「あれもこれも」の時代から「あれかこれか」の時代に変わった。
有権者・住民には我慢をお願いする場面が一昔より格段に増えた。
そんな「負の分配」政治など誰がやりたいもんか。
そんな職業に誰が好き好んでやりたいと思う?

しかし、何度も言うが、それで本当にいいのか?
いいわけがない。

人材不足を何とかしなきゃなぁ~と思いつつ、
野党第一党って相変わらず偉そうに虚勢を張っている民主党の責任は
重大だよなぁ~と思わずにはいられない。
野党第一党って胸を張るんだったら、
地方議会議員選挙で無投票当選なんてもんをなくすよう
各選挙区に候補者を立ててみろよ!といいたくもなる。
これまで人材発掘も人材育成も人材確保も怠ってきたツケは
実は想像以上に大きいのである。
政党、とりわけ民主党の罪はこういう所にもある。

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2014年8月 8日 (金)

立腹!

TV・新聞・週刊誌から発信される民主党の情報は
発信者の悪意に満ちている場合があるので、誠に参考にならない。
嘘八百に近い記事やただただ面白おかしく書いている記事ばかりである。

客観的事実や確実性の高い情報と言えば、
民主党自身から発信される情報になるわけなのだが、
そちらに関しても接すれば接するほど腹が立って仕方がない、
というのも否めない事実なのである。

例えば、先ごろ海江田代表のもと設置された
「民主党改革創生会議」なるものの報告書が
民主党HPで公開されたので、それを読んでみると、
まあ、まさに突っ込みどころ満載な訳なのである。

ご指摘はごもっともなものばかりだが、
しかし誠に悲しむべきことに、とても立党10年以上
経っている政党への指摘とは思えないほどの
低レベルな指摘ばかりなのである。

原因は何か?
この党はある部分に関しては、経験・学習に基づく進歩が乏しいからである。
なぜ進歩しないのか?
蓄積がないからである。
なぜ蓄積がないのか?
時の執行部が勝手にやったことだから、と次の執行部が
恣意的に過去を削除するからである。
もっと言えば、この党は、常に時の執行部ばかりが
眉間にしわを寄せて、汗水流して、頭も身体も酷使して頑張るが、
執行部でない国会議員たちは執行部に対し、常に
冷笑・侮蔑・非協力という文化の政党だからなのである。

これは、報告書にあるような制度や運営の問題で解決できるものでもない。
国会議員の「人間性」の問題ではないかと思っている。

報告書の指摘に沿って言えば、
第3部にある「男女共同参画政党」に変革すべき、という指摘。
全くその通りで異論はないところだが、
この10年民主党はおそらくどの政党よりも「男女共同参画」に
取り組んできたはずである。
しかし、なぜそれほどの歴史があるのに、外部識者から
「男女共同参画政党へ変革せよ」と指摘を受けるのか?
それは、文章ではいくら言ってても、
本気で「男女共同参画政党」にしようと、
ほとんどの男性国会議員が思っていないからである。
「女は家に居て家を守っていて欲しい」という男性国会議員が
ほとんどだからなのである。
事実、多くの民主党男性国会議員の妻は仕事に就いていないのではないか?
所詮そんなもんである。

とまあ、読めば読むほど、知れば知るほど腹が立ってどうしようもない
政党なのでが、それでもやっぱり「民主党」なのである。
私にとっては。
再生へ向けて一致団結した努力もほとんどしていないうちに
あきらめてしまえば、日本の政党政治はまたしても20年前に
戻ってしまうからだ。
改善すべき党の課題が目に見えているのにあきらめてしまうのは
この15年間、頑張ってきた党員・各級議員の多くに申し訳が立たないと
思うからである。

残念ながら私と同じ思いに至らず、逆に野党再編という政局ばかりに
うつつを抜かす国会議員が多くて、またしても腹が立って仕方ないのだが。

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