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2012年7月12日 (木)

思い出

2007年参院選。
前年に前原代表メール問題引責辞任後の代表選で
菅直人氏に勝ち、初めて民主党代表に就任した
小沢一郎氏のもと、初の国政選挙。

その時、初めて民主党のキャッチフレーズになったのが
「国民の生活が第一」。

私は当時、春の県議選敗北し、失意のどん底。
新しい職を求め、たどりついたのが参院選候補者選挙スタッフ。
まさに、参院選最前線にいる時に、
このキャッチフレーズに出会った。
とっても良いと思った。
心からそう思った。

時の総理は安倍晋三氏。
安倍総理は、「戦後レジームからの脱却」という
キャッチフレーズのもと、憲法改正を政治課題化させ、
教育基本法改正に熱心だった。
防衛庁を省に昇格させたのも安倍内閣だった。

しかし、安倍首相のそういった姿勢は、
社会と、国民感覚と大きなズレがあった。

小泉改革の弊害が顕在化されつつあった時期だった。
地方の疲弊。
非正規労働の拡大。
経済的な二極化。
そして、消えた年金問題の発覚。

まさに生活に密着している課題に対して、どうするのか?
それを国民は見たかった時期であった。

そういう国民の政治への飢餓感にジャストフィットした
キャッチだった。
安倍首相の姿勢に真正面から対峙するキャッチだった。
当時の対決構図の中では、これ以上ないキャッチだった。

覚えやすかった。
分かりやすかった。
小沢代表は流石だと心からそう思った。

そして、参院選は圧勝。
見事だった。

参院選スタッフとして、とても勉強になったのは、
当時の小沢代表政策秘書の動きと考え方だった。
素晴らしいと思った。
目から鱗な場面もしばしばだった。
自分が選挙に対して、どれだけ生ぬるいか、思い知らされた。
非常に刺激になった。

そんな思い出が去来した新党立ち上げニュースである。

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